東日本大震災を後世へ伝える「伝承マップ」報告会?座談会を開催しました

 2011年の東日本大震災直後から岩手県?宮城県の被災地で、災害復興や地域防災の調査研究を続けている、本学の野坂真准教授が指導を担当している野坂ゼミでは、2024年8月に授業の一環として、津波で大きな被害を受けた岩手県大槌町安渡地区を訪問してフィールドワークを行いました。フィールドワークでは、安渡町内会及び安渡老友クラブの皆さんと協働して、大槌高校の生徒も参加し、どこに?どのような災害伝承につながる場所やものがあるか、住民の声をもとに見える化した「安渡地区伝承マップ」を作成しました。
 2025年3月3日(月)、伝承マップの制作に携わった地域住民の皆さんと野坂准教授が大槌町役場を訪問し、平野公三町長へ伝承マップの完成を報告しました。その後、大槌町安渡公民館で「災害と地域の伝承マップ座談会」を開催し、地域住民や大槌高校の生徒の皆さんなど約50名が参加しました。
 なお、 報告会と座談会の様子は、2025年3月3日と同月14日の岩手朝日テレビのニュース番組「スーパーJチャンネルいわて」の中で取り上げられました。また、2025年3月5日の「岩手日報」、2025年3月14日の「読売新聞」の各新聞記事で紹介されました。
岩手朝日テレビ 「スーパーJチャンネルいわて」 
岩手日報記事  ※岩手日報社の許諾を得て転載しています 。
読売新聞オンライン
 「安渡地区伝承マップ」 は、 大槌町内の公共施設(大槌町役場協働地域づくり推進課、大槌町文化交流センター、安渡公民館)で配布していますが、以下からもマップのデータをダウンロード可能です。
野坂准教授の個人サイト

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