2011年の東日本大震災直後から岩手県?宮城県の被災地で、災害復興の調査研究を続けている、本学の野坂真准教授が、2024年11月17日(日)、むつ市大畑地区で開催された「大畑防災学習会」(主催:NPO法人青森県防災士会むつ支部)に講師として参加し、「住民による地域防災活動で本当に大切なこととは:大槌町安渡地区での13年にわたる活動から」と題して講演を行いました。
また、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県大槌町の住民?倉堀康氏(大槌語り継ぐ会代表)がオンラインで参加し、野坂准教授との対談形式で、親族を亡くした自身の被災経験を防災学習会の参加者に語り伝えました。
将来発生が想定されている、日本海溝?千島海溝周辺を震源とする巨大地震による大津波の被害が青森県内を含めた北海道?東北?関東の各地で懸念される中、今回の防災学習会には地域住民の皆さんなど約100名が参加し、地域で協力し合い、災害に備えることの大切さなどを学んでいました。
なお、防災学習会の様子は、2024年11月26日の「東奥日報」新聞記事で紹介されました。
東奥日報記事
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