本学地域みらい学科の野坂真准教授が、2025年1月27日(月)、本学研究室で青森放送(RAB)報道部記者による取材を受け、1月31日(金)、夕方のニュース番組「RABニュースレーダー」で放送されました。
今冬の災害級の大雪により、青森市内では道路状況が悪化し、市民生活に大きな影響を及ぼしたことから、取材では行政による除排雪対策について、社会学の研究者で地域の災害対応に詳しい本学の野坂准教授がコメントを求められました。
《野坂准教授のコメント(要旨)》
今冬は除排雪が追いつかない道路が多かったようですが、病院の近くなどの道路は、命を守る防災や救急救命の観点では除排雪の優先順位が本来高くなります。
費用対効果も考えなくてはいけませんが、ロードヒーティングを入れている道路もあり、本当に人命に直結するようなエリアは、道路の設備を高度化していく選択肢があっても良いでしょう。
また、不足しているダンプカーやその運転手の派遣など、ほかの地域と連携した除排雪の体制づくりのために、隣県を含めて各所に応援を求め、うまく受け入れていく体制を事前に作っておくことが大事です。このために、大雪により何が起こっているのか総合的に検証をしていくことが大事だと考えます。
※放送内容は一定期間、青森放送の公式サイトで視聴できます 。
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